もうだいぶ時間がたってしまったのですが、1月27日発売の河出書房新社
『医者になりたい君へ:心臓外科医が伝える命の仕事』の表紙イラストを担当しました。
書かれたのは現役の心臓外科医 須磨久善先生です。
須磨先生は、心臓の難手術「バチスタ手術」を日本で初めて成功させた方で、「チームバチスタの栄光」や「医龍」
などのテレビドラマや映画の医療監修もされているそうです。
NHKのドキュメンタリーでも取り上げられたりしているので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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先生は中学2年の時に外科医になることを決めたそうです。
14歳のころの夢を達成させるって...すごいですよね。強い意志の力が必要だと思います。
その頃私は何になりたかったのかな~...
多分、部活とか友達のこととかでせいいっぱいで、何も考えてなかったような。

これは河出書房新社の「14歳の世渡り術」シリーズの1冊です。「中学生以上、大人まで」が対象だそうなので、
大人の皆様もぜひ!お読みくださいませ〜。
詳しくはこちら

このイラスト、去年の年末に描いてたんだよな〜...
時の経つのは早い!
(そして告知が遅い!すみません...)

今回も、河出の編集さん、デザイナーさんに大変お世話になりました!
素敵な本に関われて嬉しかったです^^
もう3月ですってよ...まじか。

1月2月、いつにもましてあっという間に過ぎていたような...
その間、新規のお仕事もいくつかさせてもらって、去年受賞したペーターズギャラリーコンペの受賞者展に
参加して...と、ここに書くネタはいっぱいあったのに。
う〜む......workページを早く作らねば。

とりあえず、元気にしております^^;
ペーターズギャラリー受賞者展とっても楽しかった〜☆
今年の夏は、絵に関して、ちょっともやもやした感じが続いていました。

今年の春頃から、いくつか続けて絵のお仕事をもらえるようになって、
「イラストレーター(たまご)」だったのが
「イラストレーター(ひよこ)」になれたな
って自分の中で意識した辺り、だったと思います。

以前はラフを描いてるときが一番楽しかったのに、最近はラフが一番しんどい。
昔は、思いつきをあまり精査せず絵にしてたけど、
今は相手ありきで絵を描いてるから、
「気に入ってもらえなかったらどうしよう」「がっかりさせたらどうしよう」
っていう気持ちが強くなったから、だと思います。

それはすごい幸せで贅沢なことですよね...
「相手ありき(つまり仕事ってこと!)」なんて、ちょっと前なら考えられなかった状況だから。

『考えて描くこと』
これが今、自分に必要なんだと思います。
ただ、歳をとってきて考えることが昔よりしんどくなってきてるから...(^_^;
なかなか難しくて苦しい。

「楽しんで描く」「自分が好きなように描く」
いい言葉だし、それが必要な人もいると思います。
私もいつか、それが必要になることがあるかもしれません。

でも今は「考えること」が、しんどいけど、必要かなって思っています。

 選ばれたわけじゃない
 才能があるって保障もない

これは高橋優さんの「同じ空の下」の一節です。
いい歌です。
聴いてると泣けてきます...
私も、全然「選ばれた人」じゃないけど。
まあ下手だけど、絵は慣れだ(と思ってる)し...
描き続けてれば少しずつでもうまくなれるし。
あきずに続けてきてるから、もうたぶん、これからも続けるんじゃないかな...
って思ってます。

来年も、もっと絵の仕事したいなー。
私に絵を頼んでくれた人が、「またお願いしたい」って思ってくれるような
絵を描きたいな、と思ってます。

そんなこんなで。
来年も、宜しくお願い致します〜<(_ _)>
発売中の講談社「小説現代」1月号で、イラストを担当していた真梨幸子さんの小説『よろず相談室』が
最終回でした。

今回で、いままでの謎が解き明かされるのですが...
まだもうちょっと読んでいたかったな〜、と思いました^^
本屋さんにお立寄りの際はぜひお手に取ってみてください!
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『よろず相談室』は初めての連載のお仕事で、かなり鼻息荒くがんばっていました。
今年3月終わりにお話をいただいて、「これで今年いっぱいは絵の仕事ができるわ〜」なんてほくほく
していたものですが...
早いですね!もう終わりなんて〜;;

ミステリ好きの私ですが、ここ数年はどちらかというと古典の本格ミステリを繰り返し読んでいた
ので「イヤミス(イヤな気分になるミステリー)」をちゃんと読むのは初めてだったり...
でも、毎回楽しく読ませていただいてました。
終わってしまうのが寂しいです。

この連載のお仕事で、色々勉強させていただきました。
担当の編集者さん、連載の挿絵が初めての(どころか仕事経験のほとんどない)私に絵を依頼して
くださるのは、少し冒険の気持ちもあったのではないかと思うのですが...^^;
なのに、いつも割と好きに描かせていただいて、時にありがたいアドバイスもいただき。
本当に本当に、感謝しております!<(_ _)>

作者の真梨幸子さんも、私のような新人イラストレーターなんて、不安な気持ちもおありだったかも
しれないと思うのですが。
何も不満などおっしゃらず、Twitterで「イラストありがとうございました!」なんて言って
くださったり...;_; こちらこそ、ありがとうございます!

「初めての○○」って、ほんとに1回しかないわけで......
なのでこの先も、自分にとって特別に残り続ける仕事だと思います。
(あ、なんかちょっと重くなっちゃいましたか?...すみません...笑)
本日発売の集英社「小説すばる」12月号で、飛鳥井千砂さんの小説『はじまりのおわり』の
イラストを担当しました。扉絵と挿絵、2枚描いてます。

ある一族の、それぞれの物語です。今回は、静香という30歳の女性が主人公です。
連載なので、今後も続く予定です。
本屋さんにお立寄りの際はぜひ、お手に取ってみてください〜^^
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今回、私にしては扉も中も人物じゃない絵です。
それでいいのか...私に求められているものは人の絵なのでは...とちょっと悩みましたが、
担当編集さんの「素敵〜」のお言葉に「そ、そうですか?えへへ〜*^^*」と。(単純)

出てくる人は普通の人たちで、ハラハラドキドキということはないのですが、
春の夜の匂いをかいでしみじみしたり、周りの人と意思疎通がうまくいかず悲しくなったり...
そういう日常の出来事が、やさしくやさしく描かれている物語です。(あ、今回の物語は夏ですが)

そんな感じが、これからもうまく表現できるといいな〜と思います。